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ついか

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夜と霧/ビクトールフランクル を読んで

最近、娘が世界史に興味を持ち始めた。 年号よりも、その背景にある「時代の流れ」に触れようとしているように見えた。 そのタイミングに合わせるように、フランクルの『夜と霧』を読んだ。 ■ 重いテーマを、静かな筆致で描く本 ...
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乱歩と千畝/青柳碧人 を読んで

第173回の直木賞と芥川賞は、ちょっと珍しい回だった。 僕個人の感覚かもしれないけれど、「受賞者なし」という結果はやっぱり空気に軽いざわつきを残した。 その発表の前、候補作の中から一冊を選んで読んでいた。 青柳碧人の『乱...
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ヘタリア を読んで

ヘタリアという不思議な作品がある。 世界のいろんな国々が、人の姿をしたキャラクターとして登場して、歴史の一場面を肩の力の抜けたテンポで語り合ったり、軽口を叩き合ったりする。国際問題をあんなにゆるく扱って大丈夫なのか、と思う瞬間もある...
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Another /綾辻行人 を読んで

娘が文学──とりわけミステリーという、薄暗くて、どこか湿り気のあるジャンルに興味を持ちはじめた最初のきっかけは、たぶん綾辻行人の『Another』だったと思う。 いわゆる“どんでん返し”タイプの作品で、読み進めているうちに、足元のタ...
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本屋大賞

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蜜柑/芥川龍之介 を読んで

芥川龍之介の『蜜柑(みかん)』は、短いながらも鮮やかな色彩に満ちた作品だ。 電車の中、窓の向こうの風景、少女の仕草。 そのひとつひとつがまるで絵画のように浮かび上がる。 日本語で「色」を感じるとはこういうことか、と読むた...
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メフィスト賞

メフィスト賞 回(受賞年)■メフィスト賞■著者名『タイトル』67回(202?年)? 66回(2025年)市塔承『女王陛下に捧ぐ、王家の宝の在処』65回(2024年)金子玲介『死んだ山田と教室』64回(2023年)須藤古都離『ゴリ...
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